コラム
2020.05.20

「戸建て住宅」外壁の種類を解説

近ごろ、戸建て住宅の外壁仕上げには
「サイディング張り仕上げ」と「ラスモルタル仕上げ」などが多く見られますが
今回は、壁の種類をいくつか取り上げて解説していきます。


①サイディング壁
 加熱生成する窯業系(レンガ風・石造り風・木造風など)と
 金属板を加工した金属系があります。
 住宅の外壁で最も多く採用されるパネル外壁部材で
 柱や構造用合板に防水紙を張った上から胴縁を打ち
 サイディングを張っていきます。施工が容易で工期も短いのが特徴です。



②モルタル壁
 セメントと砂と水を混合した「モルタル」を塗る壁のことをいいます。
 湿式工法で最も一般的な壁で、下塗りから必要な厚さになるまで
 繰り返し塗っていきます。塗る回数は、下地の精度など、諸条件によって異なり
 ラスモルタル仕上げの場合では、柱や合板に貼った防水紙のうえに
 モルタルの付きをよくするために「ラス」という金属製の網を貼り付けます。


③タイル
 モルタルにタイルを貼って仕上げていく壁のことをいいます。
 タイルは耐久性が非常に高く、コンクリート造の建物の仕上げに適しています。
 接着部分の劣化によるタイルの剥離防止のためには、定期的なメンテナンスが必要です。



④コンクリート打ちっぱなし壁
 コンクリートの表面に塗装やタイルなどの仕上げをせずに
 そのままで仕上げとする壁のことをいいます。下地でもあるコンクリートを
 表面にむき出しにしているため、密度の高いコンクリートを打設することで
 耐久性を確保する必要があります。



それぞれ、外観や機能に特徴があります。
住まいのなかでも外壁は、あらゆる衝撃を受けやすい箇所で
知らず知らずのうちに傷んでいきます。
定期的なチェックをして、ながく使えるようにしておきたいものですね。


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